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大学院水産科学研究院・教授
(大学院水産科学院・水産学部担当)
北海道函館市港町3-1-1
Tel/Fax: 0138-40-8897
e-mail: mune◎fish.hokudai.ac.jp
(メールは◎ を @に変えてください)
サケ科魚類の成長が、ホルモンによってどのように調節されているのかを研究しています。長い目で見た研究の興味は、サケ科魚類の生活史の分岐(海に下る・下らない、海から川に帰る・帰らない)が、成長を介してどのように制御されているかについてです。また、生活史がどの程度遺伝的に規定され、どの程度環境により変動するのかという点にも興味があります。研究で得られた知見と技術を、養殖業、ふ化放流事業、保全等に役立てていきます。
Updates
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2025年6月14日
水産科学特別講義I(Aquaculture Science)を開講しました。
ノルウェー・ベルゲン大学から教員・研究者3名と大学院生2名が函館を訪問し、英語によるレクチャーシリーズを開講しました。本講義では、ベルゲン大学、北海道大学、水産研究・教育機構よび日本サーモンファームの研究者・経営者がサケマス養殖に関わる内容について講義しました。受講生は21名で、日本人学生も頑張って英語で質問をしていました。色々改善点はありますが、第一回目としてはまずまずの内容だったと思います。来年も実施したいと考えています。
2025年6月8日
共同研究の論文がアクセプトされました。
ノルウェー・ベルゲン大学との共同研究の成果が論文になりました。淡水育成期間中のタイセイヨウサケに遊泳トレーニングを施し、スモルト化や海水中での成長への影響を調べたものです。中程度の遊泳トレーニングにより血中IGF-1量が高値となり、その効果が確認されました。本研究はベルゲン大学を中心に複数国の研究者による共同研究で、解析の幅広さに驚かされます。筆頭著者のAnaさんは全データをまとめるのに大変だったことでしょう。お疲れ様でした。
6月10日からベルゲン大学のグループが来函し、共同で英語講義シリーズを開催します。その後、ベルゲン大学の学生2名と北大水産の学生2名が日本サーモンファームでの約2週間のインターンシップに参加します。ベルゲン大学との共同教育・研究も新しいフェーズに入りました。
2025年5月24日
海外からの訪問大学院生
先週から、ニュージーランド・オタゴ大学動物学科から大学院生が訪問・滞在しています。こちらで夏まで実験をする予定です。向こうでサンプリングしたマスノスケ血漿中のIGF-1やIGFBPの解析して、成長度合いを評価します。良い結果が出ることを願っています。
あと、大学院生の研究テーマを更新しました。
2025年5月14日
一区切り
4月〜5月上旬まで、研究費の申請、本の分担章の執筆、英語特別講義の立案、実験室の移動準備などでバタバタしていました。まだ色々やることは残っていますが、とりあえずは大波は超えました。これから色々な共同研究が始まりますので、頑張ろうと思います。
2025年4月2日
メンバーを更新しました。
今年度から資源機能化学科から4年生が配属(4名)となりました。増殖生命科学科からは例年どおり1名が配属された一方、海洋生物科学科からの配属は終了となりました。これも大きな変化です。学生がさらに増えて、面倒を見られるか少々ドキドキしていますが、大学院生の皆さんに協力してもらいながら頑張ろうと思います。
2025年4月1日
水産科学研究院に戻りました。
2021年4月から北方生物圏フィールド科学センターに流動教員として4年間所属していましたが、本日付で水産科学研究院に復帰しました。担当する学科も完全に切り替わり、実験室も徐々に新しい場所に移動させることになります。また、色々な研究プロジェクトも始まります。新たな気持ちで頑張ろうと思います。